2014年12月26日金曜日

番外編: 板橋区の民主党区議は政治資金で寿司屋やキャバクラへ

今回はホタル館に関係ない話題です。
前衆院候補が告発 民主党・東京11区 政治資金でパブ・バー・寿司屋通い “一般感覚ない” “党内腐敗”」という驚くべき記事が赤旗に掲載されました。板橋区の民主党の元衆院選候補者である太田順子氏の政治資金から寿司屋やキャバクラの費用が支出されていたというニュースです。(赤旗の記事は「バー」と表現していますが、太田順子氏は「一般的にはキャバクラと言われる店」と表現しています)



太田順子氏は、政治資金の不適切な支出について、自身のホームページ上にお詫びを掲載しました。そこで、以下のような重大な告発がなされています。
私は民主党都連の指示に基づき、民主党板橋幹事長の区議に通帳、印、カードを預けましたがそれが誤りの元でした。落下傘の新人候補であった私の選挙資金は都議、区議が自由に使用していました。選挙後は都議、区議の後援会口座に寄付をするよう強要されました。公職選挙法に基づき、寄付の強要を私は拒否致しましたが、使用された資金はどうすることもできませんでした。


問題となった政治資金収支報告書は以下に公開されていますので見てみましょう。
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/shikin/24teiki/pdf/o/o_100.pdf

1ページ目には、会計責任者として「佐藤利信」氏の名前が記されています(下図)。

この佐藤利信氏は、板橋区の区議会議員の「佐藤としのぶ」氏と見て間違いないでしょう(事務所の電話番号が一致しており、太田順子氏が書いているように民主党板橋区議会議員団の幹事長を務めています)。



以下の通り、支出の具体的な明細が出ており、実に30万円以上を「食糧費」として寿司屋やレストラン、太田順子氏の言う「キャバクラ」と思われる店に支出しています。あっけらかんと書いてあるところを見ると、そもそも飲み食いや遊興に使うことを全く問題だとは認識していなかったように思えます。


ちなみに、公職選挙法は政治家や後援団体の寄附を禁じています。政治家と有権者のクリーンな関係を保ち、選挙や政治の腐敗を防止するためです。
もし上記の寿司屋やキャバクラで有権者を接待したのだとすると、公職選挙法違反のおそれもあるのではないでしょうか? 板橋区の民主党議員団の反省と佐藤としのぶ区議の責任追及に注目したいと思います。

以上



1 件のコメント:

  1. この赤旗記事の渦中の人物の民主党(佐藤としのぶ区議)、
    そして一所懸命ツイッターやフェイスブックで民主党(佐藤としのぶ区議、叩きをしている松崎いたる区議が、名誉毀損で訴えられている!
    いったい板橋区議会はどこへ行ってしまうんでしょうか?

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